基本的には反復計算回数は「自動設定」で問題ありません。自動設定では定常状態にならない場合は、解析モデルにプローブを設定し、時系列データを確認しながら、定常状態まで計算を行うよう往復回数設定やステップ数設定を設定してください。
往復回数設定は下記のように反復計算回数を計算します。自動設定は往復回数設定で5往復を設定した場合と同じです。
自動設定の反復計算回数
[1stepあたりの時間] = (メッシュ幅の最小値 \* CFL数) / 光速
[1stepあたりの伝播距離] = 光速 \* [1stepあたりの時間]
[往復回数] = 5 (自動設定の場合)
[反復計算回数] = [解析領域の対角線長さ] * [往復回数] / [1stepあたりの伝播距離]