KeyFDTDはCPUスレッド数及びメモリの許す限り 複数セッションを起動し複数の計算を同時に進められます。
ここでは電磁波解析1つが確保するメモリ量について説明します。
ここでは電磁波解析1つが確保するメモリ量について説明します。
conventional-FDTD
メモリの大半はメッシュ数に比例して用意する電界変数、磁界変数です。
メッシュ数[mesh] はメッシュ分割数[ni]、[nj]、[nk]から
メッシュ数[mesh] はメッシュ分割数[ni]、[nj]、[nk]から
[mesh] = ([ni] + 1) * ([nj] + 1) * ([nk] + 1)
で求めます。
メモリ量[M_min] は
メモリ量[M_min] は
[M_min] = 196 * [mesh] (Byte)
で求めます。
例えば [ni] = 20、[nj] = 20、[nk] = 180 の場合
例えば [ni] = 20、[nj] = 20、[nk] = 180 の場合
[M_min] = 15,644,916 (Byte) = 15 (MB)
です。
rc-FDTD
分散性を考慮した電磁波解析の場合、電界及び磁界の他に 畳み込み変数もメモリ確保が必要です。
畳み込み変数のメモリ量[M_rc] は考慮する分散モデルの数[Ndisp]から
畳み込み変数のメモリ量[M_rc] は考慮する分散モデルの数[Ndisp]から
[M_rc] = (48 + 96 * [Ndisp]) * [mesh] (Byte)
で求めます。
[Ndisp] は例えば Drudeモデル+Lorentzモデルの銀物性を扱う場合
[Ndisp] は例えば Drudeモデル+Lorentzモデルの銀物性を扱う場合
[Ndisp] = 2
です。
その他
積算結果の出力設定や、遠方界計算設定などの解析オプションについても解析中一時的にメモリ確保します。